こんにちは!akiraです。
僕はアンティークというか、古いものが好きです。古いものには特有の深みがあり、みているだけで癒されます。また古いものはプラスチックなどをあまり使わないために丈夫なことが多く、ずっしりとした重厚感も魅力の一つです。僕はそんな古いものを蒐集するのが趣味で、妙なものを拾ったり買ったりしています。このシリーズは、そんな僕がその月に集めたガラクタをまとめるもの。その第一回です。
今回は第一回ということで、直近2〜3ヶ月の間に買ったものを紹介していきます。
謎の鍵
妙な鍵先。
京都で見つけた古道具屋にあったものです。1,500円でした。金属製でずっしりとしています。
現在の鍵は山の高さ、へこみの深さの組み合わせの膨大さを利用してセキュリティを確保していますが、この鍵はおそらくその特殊な鍵先形状の製造の難しさによってセキュリティを確保するタイプに見えます。錠前部分がなかったので具体的な鍵の構造は推測するしかないのが悔しいところです。
僕は3Dプリンタを持っているので、頑張ればこの鍵で開けることのできる錠前を作ることも不可能ではないかもしれません。星新一のショートショートを思い起こさせます。
Numark Mixtrack Pro
実はね。
前々回の記事で苦労してジャンクCDJを直したにも関わらず、安かったので買ってしまいました。ハードオフ動作保証品で7,700円でした。中古相場は1万円弱なので大幅に安いというわけでもないですが、動作保証がついているという点、そしてDJコントローラは本来3万円以上であるという点に惹かれてしまいました。実はあのCDJは完全には修理できておらず、1台目が再生を停止すると停止位置がどんどんずれていくという不具合を持っていました。あまり実用的とは言えません。ということで買ってしまいました。彼らは箱の中で平穏な余生を送ることでしょう。欲しければスピーカー以外全部まとめて20k弱程度で売っても良いです。あなたなら直せるかも。
この機種はPCとUSBで接続し、PCの中にある楽曲を使ってDJするという仕組みです。Serato DJ Introという無料ソフトを使うことができます。さらにBeatport LINKというストリーミングサブスクリプションを契約することで、ストリーミングされている楽曲でDJすることができるようになります。月15ドルですが、円安で15ドルは2,260円にもなります。恐ろしや…
しばらくはこれでDJを練習してみることにします。飽きたら売ればよいのです、中古相場よりも安く買えたので黒字になるはず。なるといいな。
カード電卓 Casio SL-800
その薄さ、驚異の0.76mm。
カード電卓ってご存知でしょうか。僕はよく知らないのであまり詳しくは書きませんが、電卓は昔非常に大きなものでした。技術の進歩によって小型化が進む中で、各社が競うように最小記録を更新し続けた時期があったそうです。その競争の勝者こそがこの電卓、Casio SL-800。サイズはクレジットカードと厚さまで全く同じ。その歴史的重要性から、産業技術史資料情報センターの重要科学技術史資料(未来技術遺産)に登録されています。僕は以前未来技術遺産について調べる授業を取っていてその時に見つけました。その瞬間にヤフオクの通知をセットして、忘れ去って何年か経った頃、突如通知が。即決価格が安めだったのもあり即落札しました。お値段520円。液晶が漏れていてあんまり使い物にはなりません。詳しい情報は技術遺産の解説を見るのが良いかも。液晶漏れさえしてなければ完璧だったんだけどな。
バーコードリーダ
バーコードリーダって書いてるのでバーコードリーダです。
バーコードリーダにはとても見えないこの機械。これはどうやらカメラの周辺機器だそうで、三角形の側でカメラの設定情報を記録したバーコードを読み取り、反対側の赤外線LEDでカメラに送信、カメラの設定を変更することができるというシロモノらしいです。写真とバーコードがセットになったコードブックのようなものがあるらしく、それと赤外線受光部の付いたカメラがなければ無用の長物。ということで分解しました。
謎です。こんなのでバーコードが読めるのでしょうか。オシロスコープなどがあればリバースエンジニアリングすることもできるかもしれません…
フィルムスプライサー
最近の若者は知らないと思うんじゃがな、昔は動画編集といえばフィルムを切り貼りすることだったんじゃよ。
ということでフィルムスプライサーです。フィルムを切って貼って、いわゆる動画編集をするための道具です。切るためのガッチャンとする機構がなかなか心地良い操作感。この個体はコマの中身を見るためのライトや、使用するフィルムを切り替えるための機構等もついています。作業中にズレたりようにかなりずっしりとしていて萌えます。よいです。
ライトセーバーのようなもの(カメラストロボ)
ライトセーバーと非常によく似たものです。用途としてはカメラに取り付けてストロボ(フラッシュ)に使うものですが、電球とかが欠けています。オリジナルのルーク・スカイウォーカーのライトセーバーもカメラストロボをもとに作られたものであるため、その意味ではかなり近しい存在であるとも言えます。
これを素材にしたらかなりいい感じのライトセーバーが作れるのではないかとか思ったりします。いつかやるかも。
タイ文字タイプライタ
日本国内に何台あるのかしら。
僕はタイプライターオタクです。今度紹介記事を書こうと思っていますが、両手で数えられないくらいの数を所有しています。そんなタイプライターオタクの僕がタイに旅行をしてしまいました。タイは母音が子音の上下左右にくっつくという独自の文字を持ち、タイ語のタイプライターを探し出して購入するのは、タイに行くかどうか決めた理由ですらあります。
ということで滞在中に現地ショッピングサイトで購入したこちらのタイプライター。本体価格は600バーツ、約2,400円ですが、こいつのために飛行機預け入れ手荷物重量超過料金約9,000 円を払う羽目になったので、コレクションの中で最もお金がかかっています。その通り、タイプライターって安いのです。ヤフオクに大量にあります。あなたもいかがですか?
さておき、これは間違いなく所有する中でも3本の指に入るお気に入りのタイプライターです。もちろん何を書いても僕には理解することはできませんが、それでもよいのです。
先述した通り、タイの文字体系は独特です。その独特な文字を活字で入力するため、アルファベットのタイプライターには見られない機能が備わっています。そのあたりについては、今後書くタイプライターの記事にてたっぷりと解説する予定ですので、どうぞお楽しみに。ลาก่อนครับ!
まとめ
いかがでしたか?
直近3か月の間に購入したがらくたをまとめてみました。今後は(飽きたり忘れたりしなければ)ひと月ごと更新なので、内容はだいぶ薄くなる予定です。