デスクを掃除した話
先日、デスクを掃除・整理しました。
どのくらい整理したかというと、これがこうなりました。がんばったので、整理する途中で考えたことなどを書いていきます。机が汚いけどきれいにしたい方の参考になるかもしれません。
整理する前
整理した後
そもそもなぜ整理しようと思ったのか?
前回の記事の最後で言ったように(露骨な誘導)、ケーブルの整理をしたいと思ったのでケーブル整理術をネットで調べていました。疲れからか不幸にもデスクツアー記事に遭遇してしまい、冒頭にあるような見るも無残な机で記事を見ていた僕はきれいな机に衝撃を受けてしまいました。すぐに影響されることで有名な僕は当然記事に影響され、今まで気にならなかった机の状況に耐えられなくなり、その週の週末に机を整理し始め、丸一日かけて整理し、1週間ほどかけてリファインしました。この記事ではその過程を記し、おしゃれデスク歴1週間のベテランである私がご高説を垂れます。
フェーズ0: 目的を決める
どのくらい綺麗にしたいのか、まずはイメージを固めます。僕の場合は、「雑巾がけをできるくらい物が少ない机」というコンセプトを立てました。おしゃれデスク記事に「僕は一週間に一度雑巾で机を拭くので」という一文があって衝撃を受けたためです。モチベーションを持てるような目的が良いでしょう。
フェーズ1: ゴミ捨て
整理前の机(前回の机掃除はおそらく1年前とか。僕はずぼらな人間なのです)
まずはゴミを捨てました。象徴的なゴミが机左奥のエナジードリンク類。書類を張ることで目立たないようにするなど多少の恥の感覚はあったようですが、全部捨てます。邪魔なので。
よし。
右側にもペットボトルなどが散乱しています。これも捨てます。
(以降は途中で写真撮ってないので画像ほぼないです!撮っておけばよかった…集中してたので…)
フェーズ2: 選定/剪定
机に置く必要のないものを机でない場所に移動し、本当に机である必要のあるものを選定します。
リストを作ってから行動に移すと良いです。
まずは机の奥に置いてあるものです。恐竜や亀の置物、プラスチックの万力、3Dプリンタの部品。これはインテリアとして置いていましたが正直視界に入らないので移動します。しまっちゃおうねぇ
次は机の右側。ゴミばかりです。三脚や板タブ、旅行用日用品入りのジップロックなどが見えます。ここでなくても良いはずなので移動します。反対に目薬やイヤホンは必要なのでそのままです。
フェーズ3: 掃除
これで机の上にあるのは必要なもののみ、最低限なはず。ディスプレイは重いのでそのままですが、全てを床に移し、机に積もった埃を完全に拭き取ります。ついでにディスプレイの上面に積もった埃も拭き取ります。完全排除です。
フェーズ4: ケーブリング
元はといえばデスクツアー記事に影響を受けたのがきっかけなので、やはり机のケーブルは最低限にしたいです。キーボード、テンキー、板タブの接続ケーブル、スマホとガジェットの充電用にlightningとtype-cがひとつずつ。これが最低限です。充電ケーブルは机の下側に回し、キーボード類は束ねます。
びふぉー
あふたー
束ねてるのが少し気になるのでケーブルラップで包みます。ケーブルラップはみんな黒色のものを使っていますが、僕の場合机が白っぽいため白のものを使いました。太くて包みきれず黒が透けて見えるのが少し残念。みんなが黒色を使う理由がわかった気がする…
黒が透けたら死ぬ病気を患っているわけでもないのでよしとします。
じゃーん
机の下側を通すのにはpcケースとフックを使いました。下側は見えないので適当です。
僕の机はわりと大きめで、ほとんど壁から壁まであります。右側は枕元となっていて、何度も頭をぶつけました。寝る前に使うイヤホンや目薬などを置いています。コンピューターメモリが作業机の大きさに例えられ、またメモリは多ければ多いほど良いという言がある通り、作業机は大きければ大きいほど良いのです。ここまで大きいと机の下側なんて見えません。1日中真っ暗です。なので気にしませんし、もしこのケーブル地獄を整理するのならそれにはそこそこのお金がかかります。僕にはお金がないのです。気になったらその時になんとかします。
フェーズ5: 日用による改善点の洗い出し
さて、そうして整理されたのがこちら。比べると見違えるようです。
次はこの状態でしばらく過ごし、こうしたい、これが不便、これが邪魔、などを探していきます。僕の場合、リモコンが邪魔だ、という問題点を見つけました。
ということで、次はこれを解決していきます。
フェーズ6: 改善
リモコンが邪魔という問題については、リモコンをまとめて机の裏にくっつけることで対応しました。SwitchbotハブミニとSwitchbot リモートボタンを使用します。Switchbot ハブミニはプライム感謝祭で1500円引き、リモートボタンは1800円なので、リモートボタンを実質300円で購入することができました。こんな風に考えるからお金がどんどん減っていくのです。
こんなかんじの見た目。
右がハブミニで、左がリモートボタン
Switchbot ハブミニは赤外線リモコンを学習して同じ信号を発信することで、赤外線機器を制御することができるというものです。いわゆるリレー攻撃。*1
Switchbotリモートボタンは本来スマホアプリかあらかじめ設定された条件を満たすことが必要なSwitchbotの操作を、物理スイッチをトリガーとして実行することができるというものです。スマートフォンを開くのはTwitterやX、ツイッターなどに吸い込まれる恐れがあり、デスク環境という観点ではあまり好ましくないし、300円だしという理由で購入しました。
とはいっても、Switchbotはサーバーを介するのかなんなのか、遅延がとても気になります。そこが残念。もっとラグなしで動かせるはずなのに…
ちょっとしたコツ
すっきりとした見た目のコツは、ずばり情報量の少なさです。小さくてごちゃごちゃしているけど、机にはおいておきたい!そんなときは、情報量の少ない箱に入れてしまうのがコツ。たとえば僕の場合、イヤホン、メガネ吹き、薬、ヘアゴムなどをすべてまとめて木の箱に入れています。
ちなみにこの箱はタイ旅行の時に市場で買ったもの
また、お香やアロマ関連製品、そして単三電池も、同じく箱に入れています。どんどんしまっちゃおうねぇ
この箱は無印のもの もっと小さいのがほしかったけれど、案外これもよいかもしれない
まとめ
いかがでしたか?(いかがでしたかブログ)
ずぼら人間にしてはだいぶ綺麗な机ができたと思っています。雑巾がけもできそう。ここまで綺麗だと綺麗でなくなるのが嫌になるため、多分このまましばらくは維持できるはず。机の片付け方を記事にしたものは見たことがないため(なぜなら調べてもいないから)、ずぼら人間仲間の皆さんの参考になると嬉しいです。
今回は仕事効率化ではなく綺麗にすることそのものが目的なので、効率化の観点から見ると不都合なことがあるかも。その辺りは徐々にリファインしていけたらなと思います。
それでは。
*1:たぶん。セキュリティは詳しくないので間違ってるかも。